top of page
![g_01.jpg](https://static.wixstatic.com/media/7969cd_26417dc91ef244558d8be9b72f881d55~mv2.jpg/v1/fill/w_220,h_320,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/g_01.jpg)
CUT&PASTE 第一弾
Solo Exhibition 【ほふる園 HOHURU-SONO 】
植松 ゆりか (副構成:Yasunori Kawamatsu)
2021年4月9日(金)−5月9日(日)
Maebashi Works
主催:Maebashi Works 共催:TANERI STUDIO
協力:Sketch Over
![](https://static.wixstatic.com/media/7969cd_e967e55f913645e5ba891a030f8f726d~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_653,q_90/7969cd_e967e55f913645e5ba891a030f8f726d~mv2.jpg)
「ほふる」とは、屠殺(とさつ)の「屠る(ほふる)」という言葉の語源が「祝り(はふり)」と同じという説があり*(1)、ぬいぐるみの作品にぴったり だと考えました。入口を入ってすぐのインスタレーションは、裂き布で作られた肋骨をモチーフにし、その内と外が混在することで、生きて も死んでもいないものたちの象徴としました。「肋骨」は生き物の基本的な構造体として、また、聖書物語の最初の男女の誕生と罪における 「生命の母」と「死」の二つのイメージや、ノアの方舟の物語から、教会が庇護を与える安息所として船に例えられることがありますが、その船 のフレームの構造から着想しています。奥に設置したシャンデリアは燭台の7つの光をモチーフに制作しました。ぬいぐるみを「光」そのも のとして明かりを灯すべき部分に設置し、自らが自らを照らし道標を作り出すという気持ちを込めています。最も奥の壁に設置した開いた ぬいぐるみは、大きなクマのぬいぐるみをマタギが捌くように切り開き、シリコン塗布する事で鞣革のように加工したものです。ビーズの 装飾は、人間と動物の魂の考え方に感銘を受けた日本古来の⺠族の用いる模様をモチーフに描きました。
*(1)儀式の生贄という形で解体と祝福が同時に行われるという意味だったと思われます。
bottom of page